後十字靭帯損傷の原因
後十字靭帯損傷の主な症状、判断方法、もっとも多い原因の解説など。
後十字靭帯損傷とは?
十字靭帯とは膝関節の動きをコントロールする非常に重要な働きをもっている部位です。
この十字靭帯が損傷すると膝に大きなダメージがもたらされることになります。
そんな十字靭帯は前十字靭帯と後十字靭帯の2本があります。
後十字靭帯損傷とはそのうち、下腿の後ろ方向へとの動きをコントロールする働きを持つ
後十字靭帯が異常をきたした状態を言います。
どんな症状があるの?
下腿の動きをコントロールする機能が損傷を受けるのですから、
症状としてはまず下腿部分のぐらつきが挙げられます。
それから下腿部分や膝裏に痛みが走るほか、腫れが生じる場合もあります。
原因って?
主に膝が前面から強打された場合に起こるもので、交通事故のほか、転倒、強打などが原因として挙げられます。
もっとも多い原因と言われているのが車のダッシュボードへの強打。
交通事故など衝撃が強かった場合に剥離骨折が伴うこともあります。
判断方法はあるの?
症状を判断する方法としては後十字押し込みテストや、レントゲンなどの方法があります。
両膝を90度の角度で曲げた状態で横から観察し、下腿の重みによって脛骨が
後方に落ち込んでいるかどうかで判断することができます。
治療方法はどんなものがあるの?
治療方法は保存療法と手術療法の2種類。
前十字靭帯損傷に比べ日常生活への影響がそれほど大きくないことから、
ギブスや装具の装着による保存療法で経過を観察するのが一般的です。
ただ年齢が若い場合、あるいはスポーツをやっている人などは手術を選択することになります。
膝を強打した後、歩行などに違和感を感じた場合には
この後十字靭帯損傷の可能性を疑ってかかる必要があるでしょう。
日常生活にそれほど支障がないからこそ、早めに治療を行い普段どおりの
生活を送れるようにすることが求められます。
いつこの症状に見舞われるかわからないだけに、知っておいて損はないのではないでしょうか。
もっと詳しく知りたい
Dr.M・TAKE Web site 前十字靭帯損傷
専門医による十字靭帯損傷の原因、治療法などを紹介。
患者様へのご案内|北海道大学病院 スポーツ医学診療科
大学病院による症状の解説、治療法、リハビリ方法について。